その時まで 2021年11月30日 最終更新日時 : 2021年12月4日 ja6onq Post Views:訪問者 91 人生修行中の利雄は今日も世間をこっそり眺めていた。丁度昼の時報が鳴った。そろそろ動かないと椅子に根が生えてしまう。そう思って、自転車の鍵を握って街へ出ることにした。都会の雑踏は、我が2畳のアパートの部屋からすぐである。地下鉄駅までも徒歩5分。食堂も銭湯も古本屋さんも数分以内に存在する。こんな便利な場所で暮らすことに慣れてしまったら、もう何処へも動けない。ここ、大阪市北区のある町で従前生活全否定の人生をスタートさせたのだ。 Follow me! FacebookBluesky