『虫図鑑』 中山宙虫句集
俳句なんて猫に小判なのに句集を貰った。貰ったのは本人からじゃない。こんなのがあるよって感じで辿れば中山宙虫さんはご近所さんで妻の知り合いだった。・・中には虫が一杯登場するのかなと思っていたらなんのことはない。星長文夫さんの解説でも15、6匹もいたかなとある。//中でも無能な私が共感できるものを選んでみた。(本人は予想もしてないだろうが、読み手の勝手でよいというので解釈が全然違うことだろう)
子守唄五木は霧の先にある
学校が地図から消える石蕗の花
糸垂らし釣り人冬の景となる
マンデラになれず枯野は風ばかり
聞き逃したのは桜の絶叫かもしれぬ
自分への責めはすみれを踏んだこと
6句を選んで紹介。少子高齢化で集落が消えてゆく。学校が消えるのは、あちらこちらで聞こえることだ。特にマンデラというのはネルソン・マンデラだろうか。私は見事に反応してしまった。あんな強い心は持てないなあと凡人の諦めは一緒。1991年、マンデラの相棒 オリバー・タンボと南アフリカ・ヨハネスブルグのANC本部で握手した。その時マンデラは別の会議に参加していて、タンボさんが日本AALAの訪問団を迎えてくれたのだった。

