善き隣人

(故)朴賢緒(Pak hyonseo)先生は、韓国の今を知る窓口のような存在だった方だった。よくFAXで真夜中便が届いていた。いつ寝ておられるんだろうと思っていた。2019年1月27日午前7時逝去。最後のお見舞いには2018年12月5日に行ったばかりだった。その訪問時の詳細などはこちらに

 元漢陽大学史学の教授で平和活動、労働運動の活動を一生懸命やっておられた。朴先生は職業病問題の解決のためにも尽力されていてそこが接点だった。先生が日本語を喋ることが出来るのも日本に併合され日本語で教育を強制されていたから。終戦は中学時代だったとか。

私は源進レーヨン工場での労災であった二硫化炭素中毒の被災者と八代の被災者の交流に付き添ったときからである。「隠された職業病」という小冊子を私が編集。執筆者には平田宗男先生(故人)、樺島啓吉先生(故人)。当時、八代のCS2中毒患者さんを診療していた八代中央クリニックの清水先生,ルポライターの北岡秀郎氏のルポ、興国人絹労働者だった岡田聖さん(故人)など、そうそうたる方の文書を頂いた。

後半部分の資料集は長谷川が作成、論文検索で熊本保養院のCS2症例17例などがソウル大学調査の論文の中に見いだし「暴露が中断しても症状は進む」「別の病名と間違われる(誤診される)」などという記述(隠された職業病44P)があって平田先生の研究を再評価した。

その後も朴先生がご夫婦で熊本へおいでになったり、若手の先生を同行されたりと交流は継続し、こちらから韓国へ何度も訪問してきた。同僚との観光旅行には、緑色病院見学をふくめその都度 任(イム サンヒョク)先生(現院長)にはお世話になってしまった。

 朴先生履歴:1930年生まれ、56年ソウル大学校文学歴史学科卒、同大学院修了(国史学専攻) 68年漢陽大学校人文大史学科教授

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